ライフハック

忙しくて時間がない?時間にまつわる3つの勘違い

こんにちは!

佐藤雄思です。

 

あなたの周りに

 

「忙しくて時間がないよ〜(´・ω・`)」

「やることが多すぎて終わらないよ〜(´;ω;`)」

 

なんてことを言っている人はいないでしょうか?

 

もしくはあなたが言ってしまっているなんてことはないでしょうか?

 

もし、こんな言葉をあなた自身が言ってしまっているとしたら、

もしからしたら注意が必要かもしれません!

 

この記事では、あなたも陥っているかもしれない、

「時間にまつわる3つの勘違い」について書いていきたいと思います!

(こちらの記事の内容はメンタリストDaiGoさんの本の内容を参考にさせていただいております。)

時間にまつわる3つの勘違い

1.物理的な時間がない

1−1日本人の労働時間

あなたは、現在の日本人の労働時間を知っているでしょうか?

 

仕事が忙しいという人が世の中たくさんいるので、

さぞ長い労働時間なんだろうな〜と思うかもしれません。

 

また、日本人は真面目だから、他の国の人と比較すると、

長い時間働いてるんだろうな〜なんてイメージがあるかもしれません。

 

しかし、実際は日本人の労働時間はアメリカ人よりも短いんです!

 

OECD(経済協力開発機構)のデータを見ると、

2016年の時点でアメリカの年間の労働時間は1783時間、

日本の労働時間は1713時間となっています。

 

ちなみに、ギリシャは2035時間、ロシアは1974時間です。

 

「日本人は働き者」というイメージはありますが、実際はそこまで長い時間働いているわけではないんですね^^;

 

また、1970年代の労働時間と比較すると、

2016年ではかなり短くなっています。

 

1970年代の日本人の労働時間は2200時間でした、2016年のデータでは1713時間なので、

年間で500時間にせまるほど、労働時間は短くなっているんです。

 

今でも月100時間以上残業を強いられている、いわゆるブラック企業などはあるのでしょうが、

法改正や働き方の変化によって、全体的な労働時間は短くなっているんですね!

1−2趣味に使っている時間は?

1970年代から比べると、約500時間ほど日本人の労働時間は減っています。

 

労働時間が短くなっているということは、

余暇に使える時間を増やせそうですよね!

 

しかし、実際は余暇(趣味やレジャー、娯楽等)に使っている時間は、少なくなってしまいっています。

 

 

一橋大学の研究による調査では、

1976年頃は、余暇に使っている時間は一週間に104〜111時間だったそうです。

 

しかし、2006年のデータでは、週に105時間という結果でした。

 

この調査から、余暇の時間は徐々に減ってきていることがわかりました。

 

労働時間が少なくなったにもかかわらず、余暇の時間も少なくなってしまっているんですね。

 

ん?

労働時間も余暇の時間も短くなったのに、忙しい忙しいと言っている人が多い。

どういうことだ?ってなりますねw

1−3消えた時間はどこに?

労働時間も減っている、余暇の時間も減っている、

となると、余るはずの時間はどこに行ってしまったんでしょうか?

 

「時間が消える」ということだけ聞くとホラーのような話ですね((((;゚Д゚))))笑

 

このようなことは、日本だけで起きているわけではなく、アメリカでも同じようなことが起きていることが分かっています。

 

社会学者である、ジョン・ロビンソン博士は、アメリカ人の時間の使い方について長年調査し続けてきました。

 

その結果、非常に面白いことがわかりました。

 

その面白いこととはアメリカ人は自分のことを「忙しくて時間がない!」と考えているにも関わらず、

実際に働いている時間は想像しているよりかなり短かったのです。

 

結果として

アメリカ人は「自分は週に60〜64時間働いている」と思っているのに対して、

実際に働いている時間は平均して44.2時間だったというのです。

 

自分の想像と、実際に働いている時間に20時間も誤差があったのです。

 

ジョン・ロビンソン博士は他の国でも同様の調査を行った結果わかったこととして、

 

・世界中の人々の仕事の時間は過去40年間で全く増えていない、どころか減ってきている

・実は週に30〜40時間の自由な時間を余らせている

 

「週に30〜40時間も余ってる時間なんてないよ!!!」と思った方もいるかも知れませんが、

実際にデータとして出ているんです。

 

例えば、何かしらのトラブルがあったとき、あなたは時間が無くて対処できないなんてことなるでしょうか?

 

お風呂が壊れてしまった!

仕事をしている途中骨を折ってしまった!

まだ未練のある元カノから連絡が来て会いたいと言われた!

 

お風呂が壊れたら、修理をお願いして、そのときは家にいて対応しますよね?

それか、お風呂が壊れたから、近くの銭湯に行こうと思って、銭湯に行きますよね?

骨を折ったら病院に行きますよね?

未練のある元カノから連絡がきたら、どうしても会いたいから時間を作りますよね?

 

突如起こるトラブルに対応できるということは、

実は時間って余っているんです。

 

つまり、多くの人は「自分は時間がない」と勘違いしているだけなんですね!

1−4忙しいという言葉を使わないようにする

今まで説明したように、今の日本人は思ったより時間はあります。

「忙しい」と思ってしまうことが、さらに自分を忙しくさせる負のスパイラルができてしまいます。

まずは、自分は思っているほど忙しくないということを認めてください。

 

そのために簡単にできるのは、

「忙しい」ということを止めることです。

 

「それだけ?」と思ったかもしれませんが、

普段使う言葉にはそれだけ大きな力があります。

 

ポーランドのワルシャワ大学が行った実験で、

「忙しい」と口に出すことで、意識が未来や過去に向かってしまい、

今すべきことに集中できなくなるということが分かっています。

 

もちろん、集中できなくなるということは、

作業スピードも遅くなってしまいますよね。

 

同大学で、「忙しい」という言葉を使いそうになったら、

代わりに「活動的だ」、「活発的だ」という言葉に置き換えて使うようにしたところ、

3ヶ月後の成績がアップしたという研究結果も出ています。

 

もしあなたも「忙しい」という言葉を使ってしまっていたら、

「活動的だ」「活発的だ」という言葉を使うようにしてみてはいかがでしょうか?

 

ちょっとしたことですが、時間に関する勘違いを正すためにはおすすめです!

2.やるべきことが多すぎる

2−1本当にやるべきことは多いのか?

「やるべきことが多すぎる」

 

これもよく周りのサラリーマンなどの方から聞くことが多いような気がします。

 

しかし、本当にやるべきことが多いんでしょうか?

 

現代人の大半はやるべきことをやる時間はあるはずです。

それは最初に説明したように、労働時間も減って来ているし、余暇に使う時間も減っているため、時間が余っているからです。

 

アメリカの求人企業が行った研究で、こんなことが分かっています。

 

ビジネスマンの3分の2は平均して1日1時間ほど仕事とは関係ない作業をしている。

 

仕事とは関係ない作業として多かったのが、FacebookなどのSNSのチェックや、

YouTubeなどの動画サイトの視聴、Amazonでの商品の検索などでした。

 

忙しい忙しいと言いながら、SNSをチェックしたり、YouTubeをチエックしたりする時間はあるんですね!笑

2−2やるべきことが多い方が人間は安心する!?

実はやるべきことが多すぎると思っているのには理由があります。

 

それは、やるべきことが多いと思っていたほうが、人間は安心感を覚えるのです。

 

人間はそれほどまでに、退屈を嫌う習性があるのです。

 

ハーバード・ビジネス・スクールのコールセンターの研修生に対する実験では

 

1.時間いっぱいまで研修をたくさん受ける

2.15分前に研修を終え、残りの15分はその日の研修の内容を頭で振り返る

 

という2つのグループに分けて研修を行いました。

 

興味深いことに、研修後すぐには1のグループの方が

「モチベーションが上がった!」「仕事をうまくできそう!」というような答えが多かったのですが、

1ヶ月後の調査では、2のグループの方が実際の仕事の効率としては23%も良かったのです!

 

時間いっぱいまで研修をした方が退屈を感じなかったため、

受けた側からすると満足度が高まったんですね!

 

また、人間が退屈を嫌うということが分かりやすい実験として、アメリカで行われた実験がります。

 

被験者にある部屋に入ってもらい、15分間だけ座っているようにという指示を出しました。

 

すると、ほとんどの被験者は研究者が用意した、電気ショックのマシンを使い、自分の体に電流を流し始めたのです。

 

つまり、15分間も耐えられないほど、人間は退屈な時間が嫌いということです。

2−3作業量と生産性の関係について

人間は退屈が嫌いだから、やるべきことが多いと思っている、多くしているということですが、

やるべきことが多いとどのようなデメリットがあるのでしょうか。

 

先程の2グループにわけた、実験の結果的でも分かりますが、

ギリギリまでたくさん研修を受けた方が、生産性が下がっています。

 

実際、世界には最小限の作業時間で大きな成果をあげている人がたくさんいます。

 

誰もが知っている方であれば、FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグは、

週当たりの労働時間50〜60時間だと公言しています!

 

50〜60時間だと、そんなに少ないわけではありませんが、

FacebookのCEOで、出している成果を考えるとかなり短い気がしますよね!

 

あとは、生物学者で「進化論」で有名なダーヴィンは、

一日4時間半ぐらいしか働かない暮らしで有名です。

 

このような偉人たちの例もあるように、

作業量が上がれば生産性が上がるわけではなさそうですね!!!

2−4作業量が多いと生産性は下がる?

マーク・ザッカーバーグやチャールズ・ダーウィンを例にあげてしまうと、

 

「この人たちは天才だからでしょ!!!」と思うかもしれませんが、

実は、どんな人でも、作業量と生産性の関係については変わらないということがデータとして分かっています。

 

例えば、科学者を対象にした労働量と生産性の関係を調べたところ、

 

・週25時間の作業をこなす人は週5時間の作業をこなす人の生産性とほぼ変わらない

・週35時間の作業をこなす人は週20時間の作業をこなす人の生産性の半分しかない

 

という結果になりました。

 

また、OECD(経済協力開発機構)加盟国のデータによると、

ドイツの1人あたりの労働時間は1300時間で世界で一番少なく、

日本の労働時間(1713時間)と比較すると約8割程度です。

 

ところが、両国の生産性を比較すると、全く逆の数値になっています。

 

1人当たりの労働生産率を比べると、ドイツは日本より50%多かったのです!

 

これらのデータ以外にも、労働時間が短い国ほど生産性が多いという結果がでています。

 

つまり、作業量を増やしたら、それに比例して生産性が増えるわけではなく、

ある一定以上の作業量は逆に成果が下がってしまうということです!

 

やったらやっただけ結果がでそうなものですが、実はそれは勘違いなんですね((((;゚Д゚))))

2−5作業時間が増えると本当に重要なこと以外もやってしまう

作業時間がある一定以上増えると生産性は下がってしまいます。

 

では、なぜそのような結果になるのでしょうか?

 

時間術とかでは「期限を切って作業をする」と効率よく作業ができるなんてことが言われてますよね!

期限を切ることで、そこまでに終わらせなければならないという緊張感が生まれ、

集中して作業ができるといった感じです。

 

逆に期限をほぼ決めない、もしくは長めに設定してしまうとどうでしょうか?

 

同じ作業をするにもダラダラしてしまったり、

必要のないところにまで目を向けてしまったり、

結局は期限ギリギリに終わらせてしまいますよね!

 

あなたも一度ぐらいそんな経験あるのではないでしょうか?

 

半分の時間でも集中すれば終わらせる事ができる業務に、

「ああしたほうがいいかも」「これはやめたほうがいいかも」など

無駄なことを考える時間があるため、結局締切ギリギリまでかけてしまうんですね。

 

しかも、短い時間で終わらせたときと、長い時間をかけたときで、

仕事のクオリティーにそこまで差はでません^^;

 

作業時間が短いと、本当に重要なことだけを自然に選択して

それだけをするようになります

 

なので、作業時間が短いほど、生産性が上がるんですね!!!

3.忙しい人ほど仕事ができる

3−1実は忙しい人ほど仕事ができない!

 

忙しそうにしている人は「仕事ができそう!」と思われがちです。

 

いろいろな企業を見ても、忙しそうにしている人は

評価が高くなるというデータも出ているようです。

 

しかし、ピーター・ドラッカーはこのように言っています。

「いかなる成果もあげられない人のほうがよく働いている」

 

実際に先程の話でもそうですが、忙しくしている人ほど、

生産性が下がります。

 

この辺も人は勘違いしてしまっているんですね^^;

3−2忙しい人が仕事をできない3つの理由

忙しい人が仕事をできないのには3つの理由があります。

 

1つ目は細かい作業が多くて、集中できていない

2つ目は長時間の労働で脳の働きが悪くなる

3つ目は長時間働くことで、体調を崩してしまう

 

ということです。

 

【1.細かい作業が多く、集中できない】

アメリカのミシガン州立大学の実験の結果では

 

1日にジャンルの違う作業をたくさん行ってしまうと、

それぞれの作業の達成率が25%も下がったという結果がでています。

 

また、マイクロソフトが行った実験では、

一つの作業を行っている間に、同僚と会話をしたり、電話に出たりする場合、

もう一度作業に集中し始めるまで15分かかってしまうことが分かっています。

 

これらの実験から、一日の中にタスクを詰め込みすぎると、

作業効率が悪くなることが見て取れます。

【2.長時間の労働で脳の働きが悪くなる】

7500人の男女を対象にしたある実験で、

忙しさと認知能力の関連性を調べたものがあります。

 

その結果分かったのが、

 

週の労働時間が30時間を越えたところから、認知機能にマイナスの影響が出始め、

週の労働時間が60時間を越えたところから、普段全く働いてない人と同等の認知機能になってしまう

 

ということでした。

 

60時間働くと何もしないニートと同等の脳みそになってしまうということでしょうか・・・((((;゚Д゚))))

 

これを聞いたら、自分の働く時間も考えないとなーと思いますよね^^;

 

ちなみに、この調査をしたチームは

女性は週22〜27時間、男性は週25〜30時間の労働がベストだと推定しています。

 

とはいえ、普通の企業でサラリーマンとして働いている方は、

週に30時間しか働かないというのは難しいかもしれません。

 

そのような場合は、休日空けでリフレッシュした状態から、

30時間以内に重要な仕事を終えるようにしましょう。

 

30時間を越えたあとにする業務は、

なるべく重要でないものにするとか、簡単なものにする。

 

もしサボれるのであるなら、サボってしまいましょう!笑

【3.長時間働くことで、体調を崩してしまう】

過労死などという言葉があるぐらいですので、

長時間働きすぎると、体調を崩してしまうというのはなんとなく想像がつきますよね!

 

実際に働く時間と体調に関しての研究で、

イギリスのロンドン大学が行ったものがあります。

 

研究の内容としては、

ヨーロッパやアメリカ、約60万人のデータを集め、

8年半に渡って、労働時間と体調に関して調査したものです。

 

その結果

 

・週の労働時間が41〜48時間だと脳卒中のリスクが10%高くなる

・週の労働時間が55時間を越えると脳卒中のリスクが33%高まり、心筋梗塞のリスクは13%高くなる

 

という事がわかりました。

 

あなた自身の今の労働時間と照らし合わせてどうでしょうか?

 

今の日本の企業を見ていると、サービス残業が当たり前のところがあったり、

平気で長時間働くことを強いる上司がいたりしますよね^^;

 

あまりにも理不尽な会社で働いている場合、自分の体のことを考えると、辞めることも考えたほうがいいかもしれませんね・・・。

3−3忙しい人は実は周りの人に忙しいアピールしているだけ?笑

今まで話したようなことがありながら、

「忙しい」という人が減らないのは、

「自分忙しくしてるんだよ!!!」というアピールしているだけですw

 

しかも、忙しくしている人は、周りの人から能力が高いと思われるというデータも出ていて、

それもあって、忙しいアピールが無くならないのかもしれません^^;

 

これについて、面白い実験があります。

被験者に対して、Facebookのアカウントをいくつか見せたとき、

趣味や日常に関する投稿が多いアカウントの人より、仕事に関する投稿が多いアカウントの人の方が

「有能で地位も高そうだ」と判断したそうです。

 

しかも、「このアカウントは作業が遅いから、いつも仕事の話をしているんです」と

被験者が伝えられたとしても、自分の意見(仕事に関する投稿が多いアカウントの方が有能だということ)を変えませんでした。

 

つまり、いつも仕事ばかりしている人を「有能で偉い」と人間は反射的に考えてしまうんですね^^;

3−4多くの人がもっている勘違い

多くの人が思っている勘違いとして、

「働くほど成果が出る」という思いがあります。

 

長時間働いて、少し効率は悪くなったかもしれないが、

それでも平均ぐらいはキープしているはずだ!

 

という思い込みがあるんですね。

 

しかし、近年の研究のデータで分かっていることなのですが、

ある一定以上長く働いてしまうと、

生産性をキープするどころか、マイナスになってしまうんです。

 

僕自身も、確かに効率は悪くなっても、

長い時間働いてどうにかしようと思っているフシがあります・・・。

 

まさか、これが逆効果だとは思っても見ませんでした^^;

まとめ

もしあなたが日々「忙しい忙しい」と思っているのであれば、

ここで説明した勘違いを思い出してみてください。

 

あなたは

時間がないわけでもないし、

やるべきことがたくさんあり過ぎるわけでもないんです!

しかも長時間働いても生産性は下がる一方。

 

つまり、ただの「錯覚」なんです。

 

と、このようにデータを出されて言われたところで、

あなたは納得できないかもしれませんね・・・。

 

しかし、少し考えてみてください。

 

あなたが興味をもって面白いと思って取り組むこと

 

逆に慣れない仕事ややりたくない仕事に取り組むこと

 

この2つで時間の進む感覚はどうでしょうか?

 

興味を持って取り組んでいることは時間が進むのが早く感じませんか?

逆に、やりたくないことはいつまでたっても時計の針が進まない気がしませんか?

 

日常のこれらのことでも分かるように、あなたが感じる時間はやることによって、全然感じ方が違うんです。

 

もし、あなたが時間をもっと効率的に使いたいのであれば、

時間感覚の負のスパイラルを正す必要があります!

 

時間感覚の正し方に関しては別の記事で書きたいと思いますので、

ぜひそちらもご覧になってみてくださいね^^!

関連記事