読書をしたり、勉強をしたりしてインプット!!!
もいいのですが、実際使える知識としてインプットできているでしょうか?
インプットしてもその知識を使わなければ意味が無いですし、
使わない知識はすぐに忘れてしまいます。
こちらの記事では、インプットした知識を長く使える知識として記憶したい!という方のために、
勉強したことを長期記憶として残す方法として、睡眠法を紹介していきます!
長期記憶にするための睡眠法

睡眠は記憶を定着させるのと密接な関係があることが分かっています。
では、具体的にどんなことを意識して睡眠をとることで勉強に活かせるのかをお話ししていきますね( ・∀・)
インターリービングスリープ(インターリービング睡眠)
インターリービングスリープというのは学習の間に睡眠を挟むことで、記憶の定着に効果があることが分かっています。
2016年リヨン大学の研究で被験者を次の2つのグループに分けてスワヒリ語を覚えてもらい、その結果から記憶に関することを調べたものがあります。
1つ目のグループは朝と夜に勉強をするグループ。
2つ目のグループは夜と朝に勉強をするグループです。
何が違うかというと、1つ目のグループの場合、朝勉強、夜勉強、そして睡眠の順ですが、
2つ目のグループは夜に勉強して、その後睡眠を挟んで、朝に勉強するという順番で学習したということです。
その結果、間に睡眠を挟んだ2つ目のグループの方が、
50%も単語を覚えるスピードが上がり、勉強に必要な努力量が少なくて済むということが分かりました!
また、その被験者に人を対象に8ヶ月後にフォローアップとしてテストをしたときも、間に睡眠を挟んでいたグループの方が有意に記憶に残っていました。
つまり、勉強をする場合、間に睡眠を入れることによって、記憶するスピードも上がり、しかも努力量が少なくて済み、長期記憶として定着することが分かりました!
勉強のするタイミングでこんなにも結果が変わるんですね( ・∀・)!
しかも、このインターリービングスリープをすることで、復習をする回数も少なくて済むようになります!
結局長期記憶にするためには復習をしなければならいのですが、復習って結構大変なんですよね^^;
ただ、インターリービングスリープをするだけで、復習の回数が少なくて済むのであれば、ラッキーですね( ・∀・)!笑
ちなみにインターリーブとは
インターリーブまたはインターリービング(英: Interleaving)は計算機科学と電気通信において、データを何らかの領域(空間、時間、周波数など)で不連続な形で配置し、性能を向上させる技法を指す。
(引用元:wikipedia)
今回説明したインターリービングスリープよりも、
インターリービング学習や、インターリービング練習などの方が聞いたことがあるかもしれません!
インターリービング学習であれば、
例えば単語の暗記を1時間まとまった時間やるのではなく、
1時間にリーディングもリスニングもライティングも単語の暗記も細切れの時間でやって行くという方法です。
インターリービング練習では
サーブ練習だけをまとめてするのではなく、
サーブ練習もレシーブ練習も、ストローク練習も1時間の間にやるといった感じです。
どちらもインターリーブの方法をを取り入れることで効率が上がるという結果が出ています!
インターリービングスリープで、勉強と勉強の間に睡眠を入れて、
かつ勉強の時間はインターリービング学習を取り入れるなんてことをすれば
更に勉強効率が上がるかもしれませんね( ・∀・)!
まとめ
勉強したことを長期記憶に残すための睡眠法、インターリービングスリープについてお話させていただきました!
人間は何か新しいことを覚える時や難しいことを理解する時は、脳の中でその情報にアクセスできるように再配線を行う必要があります。
その再配線をしてくれるのが睡眠なんですね!
新しい情報をいれて、そのあとまた別の新しい情報をいれてしまうと、脳がごちゃごちゃになってしまい、結局忘れてしまいます。
インターリービングスリープのように、勉強の間に睡眠を入れ、周りから情報が入るのを一度遮断することで、脳みそがしっかり再配線をおこなうことができるんですね!
どちらもちょっとした工夫をするだけで、すぐにでも取り入れられる方法ですので、ぜひ一度試してみてください( ・∀・)!